手の甲を利用した静脈認証システム「VP-Ⅱ」が、高度なセキュリティを実現します。オフィスの機密情報漏えい対策、ホームセキュリティなど、数多くの用途でご利用いただくことができます。

現代社会に求められる絶対のセキュリティ

今、注目を浴びているバイオメトリクスの中でも、最先端技術を用いた静脈認証は、お客様のセキュリティーレベル向上に貢献します。 ハイレベルな安全性と認証精度を誇る静脈認証で、不正を完全に防止します。 ネットワーク化にも対応し、他のシステムに比べて導入等にかかるトータルコストはほとんど変わりません。

豊富な実績

官公庁、金融等民間企業、研究機関など800社以上に導入の実績があります（2007年6月現在)。 国内だけではなく欧米・アジア諸国などグローバルな規模で導入されています。テレビなどでの製品紹介だけに留まらず、映画の小道具などにも使われている製品です。

POINT1：安全性

手の甲の静脈を最新認証アルゴリズムによって分析します。 胎内形成後の静脈パターンは、成長によって大きさが変化する以外の経年変化がない安定した「情報」です。そのため、成りすましや盗用を防止し、高い安全性を保持することが可能です。

POINT2：認証精度

手の甲の静脈パターンは各人固有です。 バイオメトリスク認証装置の中でもVP-Ⅱシリーズは、 ・他人受け入れ率【0.0001％】 ・本人拒否率【0.1％】 と最高水準の認証精度を誇ります。

POINT3：導入コスト

バイオメトリクスには様々な種類があります。他人の受け入れ率が100万分の１以下の精度を持つ機器の中、静脈認証はリーズナブルなコストで導入が可能です。

POINT4：使用感

使いやすさを追求して開発されたVP-Ⅱは、数多くの特許を取得しています。本人拒否率を下げるハンドルも特許のひとつです。 認証速度は0.4秒と、ストレスなく利用できるスピードです。認証に手の甲を使うため、心理的な圧迫感や不快感もありません。また、認証を行うセンサーに手を触れる必要がなく、しかも抗菌ハンドルを使用しているため衛生面も安心です。

POINT5：多彩な機能

リアルタイムモニター機能
ネットワーク現状把握　 マップ表示
ドア状況　　開　/　閉
使用者のアクセス
システム管理
システム自動診断
ドア開閉の遠隔操作
ドアごとに違う保安レベルを管理、開門時間を管理
使用者管理
使用者個人別あるいはグループ別の保安レベル設定
使用者個人別あるいはグループレベルの受け入れ時間設定
各ドア別に使用者制限の設定
使用者個人情報（氏名、部署名など）の編集機能
使いやすさ
メニューとアイコンで使える管理サーバー用ソフト
特定使用者個人別、グループ別、あるいは時系列別、使用記録の報告
履歴データを個人別、ゲート別、期間別に閲覧、印刷できます。
また、Excelなどの形式でエクスポート、出力もできます。

POINT6：大規模・セキュアなネットワーク構築も可能

TCP/IP接続とシリアル（RS422）接続の2種類が可能です。 柔軟なネットワークの構築だけではなく、シリアル接続による独自のネットワークを用いることで、よりセキュアな運用環境を実現することができます。 管理ソフトでシステムを統合管理し、リアルタイムでのモニタリングが可能なスタンドアロン機能を凝縮した機種も用意しています。既存の認証システム（カード等）などとの併設や、外部システムとの統合も可能です。

POINT7：保守サービス

ご要望のの保守レベルに対応したメーカーによる保守メニューをご用意。
通常保守メニュー
　　受付時間：平日9：00～17：00（コールセンターによる電話対応）*1
　　　 *1）土日祝祭日、年末年始（12/30～1/3)を除く
　　対応時間：平日9：00～17：00（受付より翌営業日以降）
　　対応内容：電話による障害切り分け、弊社判断による出張修理
　　機器修理：保守料金に含む
365日24時間保守メニュー
　　受付時間：365日24時間（コールセンターによる電話対応）
　　対応時間： 365日24時間（受付より即日対応）
　　対応内容：電話による障害切り分け、弊社判断による出張修理
　　機器修理：保守料金に含む

事例紹介：フリーボックス

従来の暗証番号式貴重品ボックスの場合、キャッシュカードやクレジットカードと同じ暗証番号にしてしまい、スキミングなどの被害に合う事件が発生しています。 VP-IIが組み込まれた静脈認証フリーボックスは、貴重品を入れるボックス番号を入力した上で静脈認証を行ない、高度な安全性を実現しています。 A4ファイルサイズのノートパソコンが入る大きさの25BOXタイプと、財布や携帯電話などが入るサイズの45BOXタイプをご用意しています。パソコンなど情報端末の持ち込み、持ち出しの管理や貴重品管理など用途に合わせてお選び頂けます。 その他にも、ご要望に応じて形態やサイズをカスタマイズする事が可能です。